世界のクロサワ

海外では大きな反響を呼び、1951年(昭和26年)、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞とアカデミー賞名誉賞を受賞し「世界のクロサワ」となった。

更に、代表作「七人の侍」(1954年公開)も当時は大変批評した人たちもいたほどだ。 また、1968年に日米合作で制作した『トラ・トラ・トラ!』で失敗した黒澤明は、1970年(昭和45年)に初のカラー作品『どですかでん』を製作した。 黒澤個人の邸宅を抵当に入れて資金を確保して製作するが、商業的には失敗となる。 1971年(昭和46年)12月22日、自殺未遂事件を起こしバッシングを受ける。 更に、1980年に制作した「影武者」ごろから、黒澤作品が莫大な資金を必要とすることから日本の映画会社はそれを拒絶。黒澤はあきらめることなく絵コンテを書き続けた。 その信念に、あの「スターウォーズ」のジョージ・ルーカスと、「ゴットファーザー」シリーズで知られるフランシス・フォード・コッポラが手を差し出し、見事、影武者はカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した。

ビエリデントアクア